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ふわふわ
猫の召使い
日本各地を九州から北海道まで転々と転勤してきたサラリーマン歴10年以上のぎりぎり30代管理職。

2023年から我が家のパーティに猫(ねずみさん)が仲間になりました。
初めての種族に戸惑いながら困ったことなど日々の体験談を記事にします。

猫との引っ越しの時に困った事

目次

転勤が決まってさあ大変

元々転勤がある会社なので引っ越し自体は日常茶飯事、いつ肩をぽんっとたたかれてもおかしくない状況。
ですが北海道生活も早4年、店舗の状況を鑑みてもすぐに転勤はなさそうという事で北海道内で家賃も落として念願のペット可物件へ引っ越し。めでたく猫(ねずみさん)を迎えての新生活、まあしばらく引っ越しもないし大丈夫だとうと思っていたの束の間、たった半年で転勤確定、え?猫と一緒の引っ越し、しかも北海道から埼玉へ?どうしたら?
の実体験を記事にしました。いやほんと大変でした(笑)みんなはそうでもないのかな?

前提としてぼくは奥さんと猫と3人暮らし。働いていた北海道には4年前に転勤して大雪にびっくりするほどの縁もゆかりもない土地。そして転勤先の埼玉は数年前に働いていた事があるものの親戚などはいません。

引っ越しのテーマは「猫に一番負担の少ない方法」で引っ越すです。

  • ペット可物件が少ない
  • 引っ越しの際の交通手段
  • 数日荷物が届かない場合
  • 当日の引っ越し

ペット可物件が少ない

まずはこれ。転勤族の方は基本賃貸暮らしになります。社宅とかあれば別ですかね。
さがしたらわかるんですがペット可物件って意外と少ないんですよ、今回探している際に仲介業者の方に聞くと犬はOKだけど猫はだめなんてとこもあるようです。
猫は壁で詰めを研ぐので犬より家の状態が悪くなりやすいって理由のようです、という事はペット可物件ならペットを飼っていない方は敬遠するんでしょうね、匂いとかも気になるでしょうし。つまりペット可(猫も可)にすると家を借りる方が限られてくる、しかも家のメンテナンスが大変になるという。

てなわけで猫を飼う事ができる物件は少ないです、そして料金が高い、もしくは築年数がかなり経過している。などなど家探しは大変でした。
また契約の際に敷金+2カ月分がかかる事も。この敷金は基本返ってこないようです。
なので家探しに苦労する、初期費用も高額になる、この点を踏まえた上で物件を探すことが必要です。

引っ越しの際の交通手段

引っ越しの際の交通手段をどうするか?猫を連れて病院へ行くことはありましたが車移動でした。ですが今回はそういは行きません、転勤なので悠々自適に時間があるわけでもなく数日で引っ越しを済ませて働き出さないといけません。
そして北海道から埼玉県は1000キロメートル以上の道のり陸続きでもないので車の選択肢はなし。

では飛行機か?
人間だけならまずこの1択です、ですが猫を連れている場合は?猫は機内まで一緒に行くことはできません。
貨物扱いになります。

・荷物と預ける(火災など万が一の際は助けることはできない)
・到着するまで離れ離れ(様子がわからない)
・年間数件の事故は発生している(万が一をどうしても考えてしまうびびりな僕でした)
・預かれない種類もある(飛行機のリスクが高い種類)

まとめるとなんかあってもしょうがないよね。で済ますしかないという事です。
超絶過保護かつびびりの僕にその手段をとる事はできませんでした、どうしても万が一到着時に何かあったらと考えてしまいます。たしかに飛行機であれば北海道~東京間は1時間半ほど、預ける時間を考えても2時間~2時間半と短い時間で済みますが慣れない飛行機、1人にさせる、気圧の変化、様子を確認する事もできない、不安材料が多いため飛行機もなし。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/support/pet/#anc01

車も飛行機もだめ、じゃあどうするの?そうです、北海道は函館から東京へ新幹線が出ています。6時間くらいかかりますが。それでも新幹線であれば改札で手荷物料金(数百円)を払えば一緒に乗ることができます。よし新幹線でいきましょう。

北海道内電車6時間+新幹線6時間を選択しました。

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数日荷物が届かない場合

北海道から埼玉への引っ越しは荷物の到着に中1日かかりました。(10/1に出したら10/3到着)
そうすると荷物のない日が2日間あります、猫に必要なアイテム一式が2日間ありません。どこで寝るの?トイレは?ご飯は?交通手段の次はこの問題にぶち当たりました。

まず手にもてる物はすべてもつ。

・ねずみさんはケージに入れて僕がもつ(リュックタイプも買いましたが狭いので却下
・リュックの中にポータブルケージ、トイレ、猫砂、ご飯2過分、おもちゃ、給水機、水を持参

部活ですか?くらい重たったけど(笑)

今回の引っ越しは移動に10時間以上かかります、そのため函館で1泊を決定。猫も一緒に泊まる事ができるホテルを探します、ペットホテルなどは数か所ありますが引っ越しで負担がかかっているので極力一緒に泊まることができる方法を探しました。
探すとびっくりすることに猫と一緒に泊まることができるホテルがまあない!ペットと一緒って書いていても犬オンリー、理由は物件探しと同じなんでしょうが、猫と一緒に旅行する人もあんまりいないでしょうし。
何件も確認して1か所だけあったのが「グランパレット函館」
料金は1泊 大人×2 猫×1 で¥30,000ほど。料金は高いですが本当に猫と泊まる事ができるホテルないんで。

グランパレット函館
グランパレット函館 - ペットも泊まれるホテル 多彩な客室、ペット同伴プランなど、特別な滞在をご提供。6名様までご宿泊可能なバレルサウナ付き客室。JR函館駅から徒歩13分、空港より車で約20分。函館山ロープウェイ、...

もう1泊は新居に泊まりました。泊まりましたも変ですがなんせ荷物がなんもありません、ニトリで簡易布団買ってきてねずみさんと一緒に宿泊です。

当日の引っ越し

引っ越し当日最大の難関です。

スケジュールは
北海道朝出発~函館夕方着(1泊)
函館朝出発~埼玉夕方前着(1泊)です。

ここ注意点です

引っ越し業者の作業に猫はほんっとうにビビります!呼吸数が早くなってパニックになりかけます。ねずみさんなってました、予めネットでそうなると考えてケージに入れてお風呂場へ避難していましたが家の中でするよくわからない音、見えない人に大慌てです。
まだ車を業者へ預けていなかったので車の中に避難しておくべきでした。まさかこんなにビビるとは。

そして初めての電車にもびびりまくりです、まあ引っ越し業者の事もありましたしね。ですが電車は1時間ほどすると慣れてケージの中でゆっくり寝てました。長旅の途中でケージの外に出せない事も不便でした。
ケージの中でトイレをすると思っていたんですが全くしません、慣れない状況でトイレもできなかったんですね。その日はホテルについて備え付けのケージに入るとトイレをしてくれご飯も食べてくれました。一安心です。

次の日の新幹線も無事にやり過ごし新居に到着、まだ荷物がないのでポータブルケージを準備しましたが結局ねずみさんトイレをしません。どうやらケージの中じゃないとトイレしないようです。人のベッドではするくせに(笑)
新しい家でおろおろするかと思いきや探索して楽しそうです。すぐに慣れてくつろいでいたんでよかったです。

次の日の荷物到着時は警戒して外で待つようにしましたが7月でした、暑すぎてはあはあなってしまってます。これもいかんと部屋の中に入れました。今後は逆に引っ越しの作業を見えるところでケージに入ってもらったらビビり度合も少しはましでした。見えない、なにかわからない音が怖かったようですね。雷の音とか平気なんですがよくわからんやつです。

猫壱ポータブルケージ¥6000

結局使わなかったリュック(普段の病院行くときなら使えそう)

なにわともあれ北海道からねずみさんを連れての大引っ越しは無事に完了しました。
あくまで個人的な体験談なのでこれが正解でもないですしおすすめをするわけでもありません。同じような境遇になった方の少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

日本各地を九州から北海道まで転々と転勤してきたサラリーマン歴10年以上のぎりぎり30代管理職。

2023年から我が家のパーティに猫(ねずみさん)が仲間になりました。
初めての種族に戸惑いながら困ったことなど日々の体験談を記事にします。

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